かなりや学園では、今年度、朝日医療大学校で学生のみなさんに小児聴覚障害の講義を行っています。
難聴の診断から各ライフステージにおける難聴の困り感や現状・支援に至るまで幅広い内容について教えています。
そこでは、聴覚障害児・者本人、ご家族、言語聴覚士、それぞれの立場から、想像し考えることに重きをおいています。
今回は、学生のみなさんに難聴児の療育や家庭での関わりにおいて重要となる絵日記について、グループワークに取り組んでもらいました。
各グループ、テーマから考えてもらい、絵日記のねらいや描く際の関わり方の工夫までたくさんの意見も出ました。
みなさん、子どもの気持ち・親の気持ちになって描いてくれています。
とても良い絵日記になっているので、紹介したいと思います。
どれも本当に素敵ですよね^^
実際に出来た絵日記と、みなさんの意見や考えを聞き、私自身もとても参考になりました。
ありがとうございます。
小児聴覚の分野に限らず、臨床において、当事者やご家族の立場になって考えることは言語聴覚士としてとても大切な視点だと思います。
今回学んだことが、みなさんのこれからの臨床や人生に少しでも役立つことがあれば幸いです。
未来の言語聴覚士として、活躍してくれることを願っています。