きこえとことばのご相談

聴覚障がいは早期発見が大切です。言語聴覚士が相談を受け付けます。
まずはご連絡ください。

この中の1つでもあてはまることがあれば、きこえの検査を受けましょう。

生後すぐ~3か月頃
大きな音がしてもびっくりしない
1か月~
音の出るおもちゃに関心を示さない
6~8か月頃
きげんの良いときでも“マンマン”とか“ババババ”などの声を出さない
6か月~1歳頃
うしろからささやき声で呼ぶと振り向かない
「パパは?」「ママは?」と問いかけてもそちらのほうを見ない
1歳半頃
「マンマ」などのはじめてのことばが出てこない
2歳頃~
聞きまちがいや聞きかえしが多い
3歳頃~
ことばがはっきりしない
ことばの数が少ない

  1. 受付

    きこえやことばのことで気になることがありましたら、お気軽にご連絡ください。
    相談は0歳から受け付けています。来園される前にご予約をお願いします。

  2. 問診

    ご家族の方からお子さんの生育歴や現在の様子についてお伺いします。
    親子手帳、保険証をご用意ください。

  3. 諸検査

    問診をしてから、きこえやことばの検査をします。

    きこえの検査

    お子さんの年齢や発達に合わせて検査をします。

    耳鼻科検診
    発達検査・知能検査
    言葉の検査
  4. ケース会議

    治療や療育の必要性など、今後の方針を医師を含めて話し合います。
    必要に応じて他機関を紹介します。

  5. 契約・入園

    聴覚障がいとわかったらできるだけ早く補聴・療育を開始します。
    各市町村で手続きをして受給者証が発行されてから、当園と契約を結び入園します。

ASSR
(聴性定常反応)
眠った状態で脳波の検査を行います。
0歳~
BOA
(聴性行動反応聴力検査)
楽器音やスピーカーからの音を聞かせ、その反応を観察することにより検査を行います。
0歳~1歳
COR
(条件詮索反応聴力検査)
スピーカーから音を聞かせ、音のする方向にあるおもちゃを見るという条件をつけて検査を行います。
6か月~2歳
Peepshow Test
(ピープショウテスト)
音が出ているときに子どもがボタンを押すと照明がつき、箱の中のおもちゃが見えるという条件で検査を行います。
1歳6か月~4歳
Play Audiometry
(遊戯聴力検査)
音が聞こえたらおもちゃを動かす・シールを貼るなどの方法で検査を行います。
3歳~5歳
Standard Audiometry
(標準純音聴力検査)
音が聞こえたら応答ボタンを押す・挙手するなどの方法で検査を行います。
5歳

その他、必要に応じて各種検査を行います。

補聴手段には、大きく2つ「補聴器」と「人工内耳」があります。

補聴器

補聴器の主な機能は、音を大きくすることです。一人ひとりの聴力に合わせて、会話の声が聞こえるように補聴器を調整していきます。補聴器は音がより自然に聞こえるように、基本的には両耳に装用します。
耳かけ型・耳あな型などの種類があり、耳かけ型の場合は、耳にはイヤモールド(耳型)をつけて使います。イヤモールドには補聴器を落ちにくくし、ハウリング(ピーという音もれ)を防ぐ役割があります。

補聴器

人工内耳は重度の聴覚障がい者のために開発されました。補聴器の装用効果があまり得られない場合、人工内耳を選択することがあります。
人工内耳は体内装置と体外装置でできており、体内装置は手術により頭部に埋め込みます。
手術後はマッピングという調整を繰り返し、小さな話し声も聞こえるようにしていきます。音を電気信号に変え、聴神経を直接刺激することで、補聴器に比べてはっきりと聞きとることができると言われています。

お問い合わせ

きこえ、ことばのご相談やご質問がありましたらお気軽にご連絡ください。

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